お店の思い、コンセプト

お店の想い

2019年営業のご提供メニューの予定☆

1月 生パスタのご提供
2月 黒薬膳カレーのご提供
3月20日まで休業
3月21日からハーブカレーのご提供
 11月末日まで
12月 レモンジンジャーカレー

当店は、吉田の麓にある
一軒家の小さな小さなお店です。

35年前に父が焼き鳥屋さんとしてオープンしたお店は、
「鶏料理 アンダンテ」
その後、母のランチ屋さんへと代わり、
そして娘の私がランチ屋さんへと引き継ぎました。 
(その際、店名にカンタービレを追加しました)

お店をすると決めたときに、
こんな住宅街の片隅にある隠れ家に、
どうやったらお客さんに
足を運んでいただけるだろうかと考えました。

ランチといえば、
私がOLをしていた頃、
たった一時間の昼休憩が、
一日のなかで、最高の楽しい時間で、
一番、自分らしくいられる時間でもありました。

こんな貴重な時間を、
快適に、また自分の体に優しいことをしてあげた!と
思えるようなご飯をつくりたいな、という想いを胸に、
京大名誉教授でもある、長寿博士の叔父に
アドバイスを求めると、

「ハーブの抗酸化作用は注目を集めているので、
近いうちにブームが来るよ!」

と言われ、単純な私は、
「そっか!ブームに乗れるじゃん♪」と、素直に
フレッシュハーブを大量に使ったカレーを作りました。

実はこのカレー、お風呂に入っている時に、
頭の中でレシピがさらりと浮かび、
試作も数回ほどで完成してしまったカレーなんです、

もともと、イギリスでハーブに興味を持ち、
20歳の頃からアロマデザイナーの仕事もしていた経験があったことと、
一番最初の就職先がホテルのバーで
その後も8年ほど祇園でバーテンダーをしていたことの知識も
重なってか、
レシピが降りてきたような感覚でした(笑)

レシピ決定までは超が付くほどスムーズでしたが、
開店後、大きな壁が立ちはだかります。

開店当初は、日本国内で
大量にハーブを生産されている農家が少なく、
梅雨の時期など入手が困難な時期もあったり、
生産者を探すことが日課になり、
「ハーブ」と名を聞けば、駆けつける毎日でした。

そんな中、あるとき、農家のおばさんに
「そんなに大量のハーブをどうするの?」と
目を丸くして聞かれたことがありました。

フレッシュハーブを購入するお客様は
主にハーブティなどに使用されるので、
大量に購入していく私を見て、びっくりされたそうです。

今ではおかげさまで、沖縄、鹿児島、岡山、浜松、時々大阪、の
専業農家様にも巡り合えて、ハーブカレーも半年の営業から9か月まで延長することが可能になりました☆彡

そんなこんなで、
フレッシュハーブのブームが到来しているかどうかは、
今のところ不明ですが(笑)
お店をはじめて14年目、たくさんの方に愛されて、
おかげさまで毎日ご予約をいただくまでになりました。

本当にありがとうございます。
左京区の独特なゆるさに甘えて、
営業時間の短さや、拡張性の少ないお店ですが、
変わらない、ということも、
これまた挑戦かと思います、
引き続き、ご愛顧いただけますよう、よろしくお願いいたします。

東日本チャリティ営業に参加くださいましたお客様
△東日本大震災チャリティ営業に参加くださいましたお客様

ANDANTE E CANTABILEの名前に込めた願い・・・

ANDANTEとは音楽用語で「歩く速さ」のテンポを表します。CANTABILEも音楽用語で「歌曲風に、歌うように」という曲調を表現しています。アンダンテ エ カンタービレ:春の暖かな一日を鼻歌まじりで散歩する、そんな心地よさを楽しんでいただきたい想いを込めてお店の名前にいたしました。店主かおるこは現役アロマデザイナーとして活動中。そんな香りのプロフェッショナルが、香りにこだわり、食感や味わいにも、そして体から綺麗になれるハーブなどにこだわりぬいたフレッシュハーブカレーでご提供しております。吉田山の麓にあるのどかなお店で、是非ご賞味ください。

2015-06-21