秋冬を補強する黒薬膳カレー

フレッシュハーブが収穫できない冬の期間は、メニューが変わります。

黒薬膳カレーは2月の一か月のみの限定メニューです。

根菜滋味深い薬膳黒カレーをご提供させていただきます。中医学によると、寒い季節には「腎」が弱るとあり、「腎」は「肝腎かなめ」という言葉があるように、生命力の源です。「腎」が弱まることで、肌の弾力を失ったり、白髪や、風邪をひきやすくなったり、疲れが取れにくくなったりと、目に見える症状が現れてくるそうです。そして薬膳では、「腎」を強くする食べ物は、「黒い食材」と「海の食材」です。
この黒い食材と、秋冬に深い旨みを与えてくれる根菜を使った新しいカレーを創作いたしました。カレーなのに、花山椒がぴりりとパンチの効いたカレーです。漢方高級食材の、朝鮮人参やなつめ、なども使っておりますので、週に一度、月に一度、寒さの厳しい冬を乗り越えられるランチを是非お召し上がりください(^-^)/

根菜たっぷり黒薬膳カレー

黒ごま、黒酢、なつめ、黒砂糖、黒豆、黒米等々、黒の食材をベースとしましたカレーです。花山椒の香りがふんわりと香る坦々風で、ごぼうやたまねぎ、ニンジン等の根菜の旨みが味の支えになっています。高級漢方食材の朝鮮人参エキスも入っているので、生命力を高めてくれるカレーとなっております。


影の主役は白きくらげです

薬膳のとりこになった理由のひとつが、この白きくらげです。潤いを保つ作用が強く、美肌に最強!楊貴妃も好んで食べていたという高級食材の白きくらげを、シロップに漬けてココナッツミルクで食べやすく仕上げ、デザートとしてお召し上がりいただけます。肺を潤してくれるので、風邪予防にもおすすめです。

黒ゴマ・・・血を補い、水分不足タイプの便秘にも
黒米・・・古代米の一種で、ミネラルが豊富。滋養強壮、造血作用。
黒きくらげ・・・肌に栄養を与えてくれる美肌食。貧血対策にも
黒酢・・・必須アミノ酸が豊富で、疲労回復、育毛にも。
黒砂糖・・・ミネラル豊富で、身体を温めてくれます。造血作用。
なつめ・・・造血作用があり、精神安定にも役立つ
花椒・・・お腹を温め、むくみを改善。じんわり汗かきます
中医学では、30代後半から男女ともに、成長や発育、生殖、老化に関わる臓器の”腎”が弱るといわれており、特に秋冬の寒さは腎の働きをさらに弱めるといわれています。この”腎”を補強してくれる食材は”黒い食材”であり、主に黒米、黒豆、黒きくらげ、黒ゴマなどがあげられます。これらを食すことで、生命力や気力を養い、若さを保つことができるとされてますので、秋冬には積極的にとりいれたい食材です。

これら滋養強壮の高い黒食材と、漢方食材でも特に強い滋養強壮作用のある朝鮮人参や、なつめなどをぎゅぎゅっとカレーに詰め込んだのが、当店の黒カレーです。花山椒も加えて、お腹のそこからじんわり熱くなる一品に仕上げてみました。

整腸作用のある牛蒡やれんこん、ニンジン、たまねぎを

根菜をたっぷり召し上がっていただけるように、細かく刻んでたっぷりカレーに入れました!根菜のあくが、じっくり火を入れることによって、味の深みに変わります。材料の半分以上をお野菜にし、水は一切加えません。国産牛と豚のひき肉を入れて、食べ応えもばっちり!

黒に偏らず、白色も、という理由から、手作りカッテージチーズも添えています。お好みによって、混ぜたり、お口直しにご活用ください。

白キクラゲが風邪の主役です
秋冬のメニューには、白キクラゲのデザートをおつけしております。白キクラゲは普段それほど目にしない食材ですが、肺を潤し、肌にも潤いをくれる貴重な美食材で、その効果がはっきりわかるとして、人気の高い薬膳食材でもあります。この白きくらげをたっぷり召し上がっていただけるよう、シロップで煮て、ココナッツミルクで食べやすいデザートに仕上げました。風邪予防にも最適な白きくらげを是非お楽しみください。

2015-06-21